MUSIC SKATEBOARDS biography

music skateboard

 

THIS IS SKATEBOARDING

ポートランドから50マイル離れた町の日曜日の朝9時に少年がプッシュし始める。12時間の勤務の後に、バルセロナの35歳の男性が、夕日をバックに庭のミニランプを滑る。ウォールストリートの高層ビルの36階下で大学生が縁石をグラインドする。3時過ぎの新宿ではネオンサインに混じってアスファルトにウィールが転がる音が立ち並ぶビル群の壁に反射をする。場所、言語、時間は違えど、ひらめき、思想、元気を感じる瞬間だ。彼らの間には複雑な障壁があるように思えるが、皆がユニークな多文化を共有している。この魅力は哲学、シネマ、経済などでも感じることができるが、最も簡潔なのは “MUSIC” であろう。

 

THIS IS COMPOSITON

スケートスポットで1時間過ごすとする。たとえ君がスケートをしなくても様々なことが吸収できるはず。それはジャズを聴いたときと同じ様な経験になる。縁石に F/S CROOKED GRIND するスケーターの横で彼の友人が横に倒れたゴミ箱を360 FLIP する。同時に、少し離れたところで、S.K.A.T.E. を楽しんだり、ビデオをセッティングしてライン撮りを試みるスケーター達もいる。これはリズムと反復が生む COMPOSITON (構成)だ。ブレイクがありピークがありアクセントがある。その音と背景には MUSIC の欠片を感じられる。スケートボードに乗ったことがなくても、その日トリックが成功しなくても、そのリズムは君の一部として残るに違いない。毎日同じように見えるフラットグラウンドや縁石、アスファルトに引き戻される。ロードトリップのときのBGMのように、無理に耳をこらしてなくても常に自然に流れているものなのだ。

 

THIS IS GENRE

いつものスケートスポット。ストリートコースでは白いTシャツとニューエラを着用したキッズが NOLLIE HARDFLIP TO NOSEGRIND を練習している。声の届く距離ではカーゴショーツを履いた全身タトゥーのスケーターが62mm のウィールをバンクで鳴り響かせている。隣の町ではスナップバックキャップとネルシャツを着たクルーが50-50やWALLIE をしている。多数の異なるスタイルに囲まれていることに気付く。身なりや喋り方だけでなく、スケートボーディング自体を超越した様々なスタイルだ。彼らは3時間トリックをトライし続けた友人を讃え、共に笑ったり拍手したりしている。近年なかなか目にかかれない個性の集まりだ。様々なムーブメントが完成されたジャンルを織り成す MUSIC のように。スタイルとしては多様だが、カテゴリーとして同調している。

 

THIS IS SOUND

全ての生物がそうであるように我々も歳をとる。自由な時間は徐々に過ぎ去っていく。夕暮れ時のセッションも時が経つと平凡な出来事になっていく。そのライフスタイルから離れても、スケートボーダーであったことがある限り、街中を通り過ぎるウィールの音を聞くだけで直ぐに感覚を取り戻せることができる。自由と幸せ、楽しみの音だ。スケートボードを理解していない人々にはただの雑音だが、スケーターには解釈できる音。何歳になろうと、我々にはモーツァルトより活力のある音。

 

THIS IS MUSIC

我々はスケートボーディングの品質、誠実さ、歴史にこだわりを持ちNew York City で発足された。これが、リズム、サウンド、コンポジション。これがジャンルとスタイル。これが Music Skateboards。

 

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